WEBライターを自称する人が多くなってきたと思います。ライターは資格がない世界で、ライター塾もあるけれど、別にそういった学校を出ていなくても、原稿を売る仕事をしていればライターといって良いでしょう。「お仕事は何ですか?」と聞かれることがあるので、ライターですというと、反応は様々。「どんなことするんですか?」という反応が一番多いです。参考までに、私が今していることは、ネット上のコンテンツを作ることと、音声の編集。(音声の編集はライター業とはまた別です)紙媒体に文章を書くこともありますけれど、ごくごくまれで、ほとんどはネットで仕事さがしから納品まで完結しています。勤務場所は、家。税務署に届けを出しているので、個人事業主にあたります。最近、忙しいときは託児所を利用するようになったけど、それまでは息子が騒いでいる(静かに遊んでいることもたまにあるけど)後ろで、黙々と作業という形をとってきました。「家に居られていいですね」といわれるけれど、まぁたしかにそのとおり。でも、家に居るだけに家をきれいにしておかないと雑念いっぱいでイヤになってきますよ。そして、この仕事の忙しさは、外にお仕事にいっている人や、納期のあるお仕事をしていない人にはなかなか理解しづらいみたいです。納期前の徹夜で、さらに子供が風邪引いたとか、悲惨なケースは何回かありました。そうならないように前倒しで進めようとしても、そういうときに限ってアクシデントの連続でうまくいかないんですよね!

さて、この業界も競争が激しくなってきて、一般的な内容の記事だと文字単価2.5円がMAXのように感じます。実際はもっと安いのがほとんどです。これからライターを目指す人は、飽和状態の中を競争していかなければなりません。私は実績5年目ですが、この業界は専門分野を持ったもの勝ちだとつくづく思います。なので、文字単価をあげたければ特定の専門家になってしまうことが近道と思います。ライターに転身する前はシステムエンジニアをしていましたが、ライターもエンジニアと同じく、日々勉強が必要な職業です。